ユーザーテスト事例:アイウェア小売/メーカーさま

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こんにちは、ふるさわです。

「ユーザーテストの現場」をご紹介する当シリーズ。
今回は、アイウェアのメーカー兼小売事業者さまのスマートフォンアプリの事例です。

O2O販売促進アプリのユーザビリティ全体調査

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課題

  • リリース直前に社内でアンケートを実施したが、結果が芳しくなかった
  • しかも社員は比較的リテラシーが高く、純粋なユーザビリティテストの結果が得られなかった
  • (まだ世にあまり出ていない)新しいインターフェースが多く、実際に使いこなせるのか不安

このアプリは約一年前に、そもそもの受容性をテストする目的で、プロトタイプを使ってFGI(フォーカスグループインタビュー)をやりました。
今回はその結果を受けて開発が進み、リリース直前のタイミングでユーザーテストを依頼されました。さて、その結果やいかに。。

テスト概要

モニターのリクルーティング条件

  • 25~37歳 女性 ***常用 5名
  • 25~37歳 女性 ***常用 5名
  • 24歳以下 女性 ***常用 5名
  • 37歳以上 女性 ***常用 5名
  • 25~37歳 男性 ***常用 5名
5グループ計25名と、ユーザーテストとしてはかなり大規模なテストになりました。

シナリオ

シナリオ 詳細
タスク1 登録情報の確認 **コードの確認~クーポンの確認~***の確認
タスク2 **スキャン 商品の**スキャン~お気に入り登録
タスク3 *** ***で商品を探す~***判定~お気に入り登録~店舗在庫確認
タスク4 *** ***の閲覧~***の保存~商品のお気に入り登録~***の投稿
タスク5 お気に入り商品の*** お気に入り一覧の確認~***の実行~***判定~店舗在庫確認

5つのタスク実行~アンケートの回答~インタビューを通して、全2時間の評価会となりました。

デバイス

SP(スマートフォン)

実施観点

  • ユーザビリティについて、タスクの達成度合いを基準に評価
  • 機能の受容性について、アンケートとインタビューにより評価

実施風景

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25~37歳 女性 ***常用グループ。みなさん真剣にタスクに取り組んでいます。
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25~37歳 女性 ***常用グループ。EMOLOGの評価会は意外と地味なのです。
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24歳以下 女性 ***常用グループ。今回は私の口頭指示を受けて、タスクを実行してもらいました。
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37歳以上 女性 ***常用グループ。アプリで自身の顔写真を撮影すると、何かが起こる?

結果

EMOLOGでは、ダッシュボードでこのようなデータをご覧いただけます。

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左側のグラフでは、縦軸がタスクの開始地点~終了地点、横軸が時間になっています。
タスクごとの推移と各実行時間を示しています。

このグラフと連動して動画が再生でき、モニターが何かを感じた地点で、その感情とコメントをキャプションの中で確認できます。

また、今回は分析レポート込みのご依頼でしたので、一部レポートも紹介します。

report01
タスクの達成度をオリジナルのスコアロジックで評価しています。
report02
ユーザー評価を受けて「じゃあ具体的にどう直したらいいの?」を改善起案としてレポートしています。

では結論のサマリです。

    • 受容性について

アプリのDLについては受け入れられた(というよりは敷居が低い)。スマホ容量圧迫よりはその時の値引きを気にして優先する
各種機能については好みが分かれる傾向が出た(店舗で迷って購入に踏み切れない性格の人や、遊び気分で触る男性はよく使うなど)

    • ユーザビリティについて

全体でポジティブの感情割合が65%となり、弊社でよく行うリリース前のアプリ評価としては、平均より若干高い結果になった。
全体的に新しいインターフェースがマイナス評価を招いたが、学習性は高く、タスクの後半では定着した様子がみられた。

簡単な所感としては、このアプリは全体的に新感覚のインターフェースが多く、それが良くも悪くも激しく評価に影響したな~ということ。ただ、即離脱に影響する致命的な欠陥が3つほど見つかったので、それに関してはホントにこのままリリースしなくてよかったねと、思いました。
よかったよかった。。

以上、ユーザーテストの事例紹介でした!
もっと詳しい内容、事例資料を確認したいという方は、個別にお問い合わせください。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ヒューマンクレスト事業開発室長でEMOLOGの生みの親。デザインからフロントのコーディング、ウェブマーケティング、広告運用など雑務一般もこなす。どれだけ否定されようが、食べれない魚を釣るのが好き。最近のマイブームはモケケ。