ユーザーテスト事例:チケットプレイガイドさま

mainpja

こんにちは、ふるさわです。

よくクライアントの方から「ユーザーテストの現場を見学に行きたい」という要望をいただくことがあります。ですので、今回は2017年の3月に実施した、ユーザーテストを一部ご紹介します。

チケットプレイガイドの購入動線評価

projecta

課題

  • 「目的買い」の商材を扱っているが、商品の探し方と購入動線がスムーズかどうか、ログからわからない
  • ユーザビリティ上の競合優位性が測れない
  • 最近スニペットからのサイトアクセスが多く、検索クエリからどのような動機と経緯で流入してきているのか、ログからわからない
このクライアントはこれまで色々なマーケティング施策を実施してきた中で、ユーザーテストは唯一やったことがなく、目新しさから導入を検討いただきました。
ですので、具体的なお悩みがあるというよりは、ユーザーテストで何がわかる/できるのかをお試しすることが主目的であったように思います。
計2つのタスクを実施したのですが、いずれもGoogle Analyticsではわからないユーザー行動を調査しようとした点において、おもしろい案件になりました。

テスト概要

モニターのリクルーティング条件

  • 24~28歳、32~36歳の5人×2グループ
  • エンタテインメント好き(ジャンルは問わない)
  • スマホを日常的に使う
  • 過去1年自分でチケットを買っていない
  • コンサート、演劇、ミュージカルに過去3年に1回以上行っている
  • フルタイムで働いている人
  • 東京、千葉、埼玉、神奈川在住者

シナリオ

タスク1
スニペットからの流入~購入実行タスク
検索エンジン(google or yahoo)スタートで、Aの公演を探して「対象サービス」で買ってください(購入完了まで)

■デバイス:
SP(スマートフォン)

■検索ワード:
[講演名 対象サービス名]

■購入条件:
会場:東京都
日程:お好きな日程
席種:お好きな席種
枚数:1枚
決済方法:セブン-イレブン発券

タスク2
対象サービスTOPからの購入タスク
「対象サービス」TOPスタートで、Bの公演を探して買ってください(購入完了まで)
デバイス、購入条件はタスク1と同様

タスク3
競合サービスTOPからの購入タスク
「競合サービス」TOPスタートで、Bの公演を探して買ってください(購入完了まで)
デバイス、購入条件はタスク1と同様

実施風景

pj1_1
弊社ではテストセンターを運営しており、多数のスマホ端末を保有しています。使い古した端末は、このように動画撮影用になります。
pj1_3
EMOLOGの評価手法は「回顧法」です。タスクの実行直後に、自身の操作を振り返り、EMOLOGシステムへインプットします。
pj1_2
イライラしてますね~。何が問題なんでしょ?
pj1_4
こちらはもう1名の操作風景。操作端末は全て、ご自身のものを使ってもらっています。

結果

EMOLOGでは、ダッシュボードでこのようなデータをご覧いただけます。

emolog_dataa
左側のグラフでは、縦軸がタスクの開始地点~終了地点、横軸が時間です。
つまりこのタスクにおいては、対象サービスTOPから購入完了までの、コンバージョングラフになっているのです。

このグラフと連動して動画が再生でき、モニターが何かを感じた地点で、その感情とコメントを動画キャプションの中で確認できます。

では結論のサマリです。

  • チケットの探索に迷うことはない
  • モニター全員が検索窓からの直接検索で、スムーズにチケット詳細ページへ到達

  • 購入フローでは座席指定のインターフェースが課題
  • モニター3名が座席指定での購入を試みたが、指定せずに買ったモニターと比べて、平均10分程度タスク時間が遅延

  • スニペットからの流入テストは失敗
  • うまくリッチスニペットが表示されず、テストにならなかった。ただ、検索結果からスムーズに「対象チケット」の詳細ページへアクセスし、購入することはできた。

簡単な所感としては、全体的に問題ない動線設計であることを確認したテストではあったなと思います。リッチスニペットのアクセス確認はできず、残念ではありましたが。。

以上、ユーザーテストの事例紹介でした!
もっと詳しい内容、事例資料を確認したいという方は、個別にお問い合わせください。

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社ヒューマンクレスト事業開発室長でEMOLOGの生みの親。デザインからフロントのコーディング、ウェブマーケティング、広告運用など雑務一般もこなす。どれだけ否定されようが、食べれない魚を釣るのが好き。最近のマイブームはモケケ。